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Amazonを使った物販ビジネスで稼ぐなら、Amazon独自のサービスである、FBAを利用しない手はありません。
FBAを利用すれば仕入れから販売までの作業負担を大幅に軽減できます。
ただし、FBAにはサービスごとにさまざまな手数料が設定されています。
手数料についてしっかり理解していないと、却って利益を圧迫することになるでしょう。
本記事ではAmazonのFBAを利用する際に発生する手数料について詳しく解説します。
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FBAとは「フルフィルメントBy Amazon」の略称で、主にAmazonで商品を出品している人に向けて提供しているサービスです。
サービスの内容は多岐に渡っており、有効活用することでAmazon物販ビジネスの効率が飛躍的にアップします。
Amazonを使っての物販で収益を得る際に FBAを使うことで得られるメリットは非常に多いです。
その中でも特に恩恵の大きいものを6つ紹介します。
FBAを利用すると、主に以下の業務をAmazonが代行してくれます。
特に在庫管理と商品の梱包・発送作業は販売する商品の量が増えれば増えるほど負担は大きいです。
FBAを使ってAmazonに一任することで、業務は商品の仕入れとAmazonへの発送のみに簡略化されます。
Amazonの物販で副業になる程度の利益を求めるならば、作業簡略化のメリットは非常に大きいと感じる人がほとんどではないでしょうか。
FBAを利用することで、支払い方法に「代金引換」を選択できるようになります。
キャッシュレス化が急速に進行している現代でも、現金主義の人は一定数存在します。
代金引換を選択できるようになることで、現金主義の人たちも顧客として取り込めるようになり、商品が売れる確率を多少なりともアップさせられます。
FBAを利用すれば、商品の梱包か発送までをAmazonにお任せできます。
Amazonは翌日に商品が届くことを魅力に感じている人が多いです。
FBAを使えば翌日発送・日時指定便を容易に利用できるため、出品者としての評価アップに繋がります。
FBAに自分の商品を保管しておけば、購入されたときにいつでもAmazon経由で発送できます。
つまり、24時間365日営業の店舗として稼働できるというわけです。
Amazonは仕事から帰って一段落してから商品を見る人がかなり多いです。
FBAを使えば、たとえ夜中に商品が買われたとしても、Amazonが即座に発送処理をしてくれます。
FBAを経由して販売している商品は、「アマゾンprime」対象商品となります。
アマゾンprime商品になれば、Amazonプライム会員は送料無料です。
prime会員はよほどのことがない限りアマゾンprime商品を選ぶ傾向にあります。
Amazonのヘビーユーザーである、prime会員から選ばれやすくなるのは非常に大きなメリットです。
また、Amazonから商品を発送してもらえるというのは、利用する側からすれば安心感に繋がります。
FBAを利用すれば、Amazonの強力なブランド力を活かした販売ができるというわけです。
FBAでは「海外発送プログラム」という、海外発送むけの特別サービスを提供しています。
海外発送プログラムを利用することで、海外への発送をAmazonに一任できます。
海外の人のニーズが高い日本の商品はとても多いです。
国内市場ほどライバルは多くないので、売れる商品を見つけられれば大きなリターンが期待できます。
FBAは非常に便利なサービスですが、無料ではありません。
年会費などはせっていされておらず、FBAを利用している間は作業別に手数料が発生します。
FBA利用で発生する手数料は大きく以下の3種類に分けられます。
商品の大きさなどで各種手数料の金額が異なるので、商品を仕入れてAmazonへ送る前に必ず確認しましょう。
商品が売れたときに発生する手数料は以下の3つです。
上記3つのうち、販売手数料とカテゴリー手数料はFBAを利用していなくても、Amazonで商品を出品して売れたときに必ず支払わなければならない料金です。
Amazonの物販で収支管理をする際は、商品が売れた時の手数料は必ず計算するようにしましょう。
販売手数料は、商品が売れた時点で発生する手数料で、Amazonで商品を販売したときに必ず発生する手数料となります。
手数料は商品カテゴリーによって変動しますが、ほとんどが商品価格の8%〜15%の範囲内となっています。
特にAmazon販売で多く出品されるカテゴリーの販売手数料を表にまとめました。
カテゴリー | 販売手数料 |
本・ミュージック・DVD(ビデオ) | 10% |
テレビ・パソコン・カメラ・スマートフォン | 8% |
家電アクセサリ | 10% |
おもちゃ・ホビー | 10% |
TVゲーム・PCソフト | 15% |
TVゲーム機本体 | 10% |
生活・キッチン家電 | 10% |
DIY・工具 | 15% |
上記に掲載していないカテゴリー商品のなかには、販売価格によって手数料が変化するものもあります。
販売手数料は、商品価格に手数料率と消費税を掛け算することで計算できます。
カテゴリー成約料は、本・ミュージック・DVD(ビデオ)などメデイア商品に対して発生する手数料となります。
カテゴリー成約料は1商品あたり本が80円、それ以外のメデイア商品は一律140円です。
メディア商品は売れやすいですし、ひとつひとつが小さいので販売する人が多いですが、他カテゴリーの商品よりも手数料が高額になるため、注意しましょう。
FBAは、FBAを利用してFBA倉庫から商品を購入者に発送するときに発生する手数料です。
発送代行手数料は、荷物のサイズによって異なります。
小型に区分される25cm×18cm×2cm以下で250g以下の商品は代行手数料288円、最も大きな超大型に区分される1辺260cm以下で50kg以下の商品は代行手数料5,625円です。
代行手数料は2024年4月1日より、販売価格1,000円以下のものは一律代行手数料が66円割引されます。
実際に商品が売れた時に手数料がどの程度必要になるのか、3,300円CDアルバムが売れたと仮定して計算してみましょう。
まず、販売手数料はCDの場合、販売価格の15%で、更に消費税が加算されるため、以下の計算式となります。
3,300×0.15×1.1=544.5
更にカテゴリー成約料が140円、FBA配送代行手数料は小型サイズなので、288円かかります。
すべてを合計すると、3,300円のCDアルバムが売れたときにFBAを使って発送したときに必要となる手数料は合計972.5円です。
特にメディア関連はカテゴリー成約料が加算されるので、思っているより手数料が高いと感じる人も多いのではないでしょうか。
商品を保管するときに発生する手数料は以下の4つです。
上記のうち、FBAを利用することで必ず必要となるのはFBA在庫保管手数料のみです。
Amazon物販で利益を増やしたいならば、極力倉庫の手数料を減らすように仕入れを工夫しましょう。
FBA在庫保管手数料は、FBAの倉庫を利用した際に発生する手数料です。
FBAを利用する場合は必ず商品をFBAの倉庫に一度発送しなければなりません。
FBA在庫保管手数料は服・ファッション小物・シューズ・バッグとそれ以外で月額基準金額が変わります。
また、1月〜9月と10月〜12月でも保管料が変化します。
服・ファッション小物・シューズ・バッグの月額基準金額を表にしました。
期間 | 小型・標準 | 大型・特大型 |
1月~9月 | 5.676円 | 4.37円 |
10月~12月 | 10.087円 | 7.76円 |
服・ファッション小物・シューズ・バッグ以外の月額基準額は一律、1月~9月は3.1円、10月〜12月は5.5円です。
FBA在庫保管手数料の計算式は複雑なので、手数料は後述する「FBAシミュレーター」を使って計算するとよいでしょう。
2024年5月より導入された手数料です。
在庫保管スペースの使用比率に基づいて算出され、請求されます。
在庫保管スペースとは、簡単にいえばFBA在庫が置かれている倉庫全体のうち、どのくらいの面積を占めているか指します。
FBA在庫保管手数料の計算式は非常に複雑なので、自分で計算するのはあまりおすすめしません。
手数料を支払いたくない人は、すぐに売れる商品を販売するようにしましょう。
FBA長期在庫保管手数料は、FBA倉庫に271日以上保管されている在庫品に発生する手数料です。
在庫の評価日は毎月15日で、その時点で271日以上ならば請求されます。
手数料は271日以上保管で1辺10cmあたり16.662円で、保管期間が延びれば手数料は増額となります。
FBA在庫保管追加手数料と同様に、短期間で売れる商品を仕入れることが手数料を少なくするコツです。
2024年5月に導入された手数料で、商品の需要に対して在庫数が少ない商品に対して発生します。
低在庫レベル手数料を支払わないようにするには、在庫を増やすしかありません。
ただし、売れない商品の在庫を増やすのは別の保管手数料の増加につながります。
保管料全体にいえることですが、回転率のよい商品を販売することが低在庫レベル手数料での出費を防ぐ有効な手段です。
売れたときの手数料と保管のときにかかる手数料以外に発生する手数料は以下の4つです。
いずれも順調に販売ビジネスができていれば支払わなくて済む手数料なので、なるべく使わずにすむような経営を心がけましょう。
FBA倉庫から商品を戻してもらうまたは廃棄してもらうときに発生する手数料です。
手数料は重量によって金額が変動し、200gまでのものが30円までで、以降重量が増えると金額が上昇し、5kg以上は350円プラス1kgごとに40円加算となります。
基本的にはこちらが申請して返送や廃棄の手続きをしますが、食品などは強制的に返送または廃棄処理となり、その際にも手数料は発生します。
FBA倉庫に納品したものの、納品受取拒否となり、返送された際に発生する手数料です。
納品不備手数料は適切にFBAに発送すれば支払う必要がないお金なので、発送前は梱包状態などを必ず確認しましょう。
Amazon側に商品ラベルを貼り付けてもらうサービスで、小型・標準サイズは20円、大型サイズは51円が1点ごとに発生します。
ラベルを貼り付ける作業はそれほど時間もかからないので、通常は使わないほうがよいでしょう。
ただし、メーカー仕入れから直接FBA倉庫に送る場合は利用することになります。
FBAに送る際の梱包を代行してもらうサービスです。
通常は自分で梱包作業をおこなうので、よほどのことがない限り利用する機会はないでしょう。
AmazonのFBAではさまざまな手数料が発生します。
すべての手数料を把握して自分で計算するのはとても困難です。
Amazon物販での利益計算はAmazon FBAシミュレーターを活用しましょう。
Amazon FBAシミュレーターでは以下の手数料を計算できます。
計算できない手数料は、特定のときに発生するものなので、計算できなくても収支に大きな影響を及ぼすことはないでしょう。
FBAは本格的にAmazon通販ビジネスを始めるなら導入して損はないサービスです。
ただし、サービスごとに細かく手数料が設定されており、上手く活用しなければ手数料で利益を圧迫してしまいます。
特に在庫保管料はできるだけ少なくしたいところです。
回転率の高い商品を販売することで、在庫保管手数料は大幅に節約できます。
多くの人が知らない、Amazon出店で確実に収益を得る方法を知りたいならば、神田謙一氏のスクールを受講するのが1番です。受講内容を実践するだけで、自宅から一歩も動かずに生活できるだけの収入を得られます。
FBAの有効活用法もしっかり学べるので、FBAについてもっと知りたいという人にもおすすめです。